| 2004のちっちゃな旅
「犬も泊まれるペンション」というのに、私たちは何十回も泊まっているけれど、ひとつとして、あーあー極楽じゃと思ったことはない。基本的には、犬をお部屋に入れて頂いてありがとう、というスタンスが抜けないのである。だから、もうぼろになっちゃって人も来ないし、ええーい、犬でもいいかあと考えたんだろうなあと、あからさまにわかる建物の老築化とか、不便さとか、汚さとか、捨てばちな雰囲気とかにも、ただ頭を下げて帰りには毛の一本も落ちていないように掃除もしてと、気兼ねなことであった。
十年前はそうであったけれど、だんだんと小ぎれいな新築ペンションや、プチホテルの犬同伴も増えてきて、大型犬はだめとか、しつけのしっかりした犬ならオーケーだとか、絶対ベッドには上げないこととか、部屋に犬だけを残さないこととか、いろいろ条件は微にいり際にいりなんだけれど、とりあえず、最低不潔さからは脱せられた。
しかし、どこかに犬なんだからというなんかわかんないけれど、変な意識が双方にあって、現実の満足からはほど遠かった。8畳もない部屋にベッドを二つ入れて、犬はベッドにあがれないとすれば、どこにいればいいのか。。。ましてや、30キロを過ぎた大きな方たちは。だいたい歩く場所はベッドの周りしかないのにである。ペンションは狭い・・・プチホテルはちょっと広いが、値段が高い。ちょっとの割に、どーんと高いのである。仕方がないので、もてるだけのリネンを持って行って、ベッドにかける。その上に人間もろともに寝る。当然掛ける物も持って行くのである。早い話が、蒲団持ち込みである。そして、やましさにかえりの掃除の念入りなこと・・・しかし、たしか、帰りはこれで、とか書いてあって、コロコロが置いてあった、すべてのペンションで。やはり、犬は不潔で、飼い主は清潔にしていってくださいね、という共通認識があったんだと思う。別にこっちが、そう思っている訳じゃないのに、相手がそう思っていることが仕方ないことのように思われていたんだ。
今回は、コンドミニアムというものに挑戦した。確かにどのペンションもあまり食事はおいしくなかった。だから、食事なしでもいいじゃん、食べに行けばいいんだし。と、家の方は言うけれど、めんどくさいし、なんか、作りたくなっちゃいそうだし、そうするとただのお家みたいになっちゃいそうで、別荘的といえばそうだけれど、はっきり言って、私は上げ膳がしたい。
でも、決め手となったのは、ドッグランの数の多さと、犬の入れる温泉プールというのと、コンドミニアムは一番狭い部屋で1LDKで、バス室とトイレ付き。寝室は畳敷きでお布団なんだけれど、あとはフローリング。滑るのが、ちょっと気になる。キッチンは一通り家事が出来る道具があり、電化製品もそろっている。と、パンフレットには書いてあった。
で、費用は一人7000円。で、犬は2000円。我が家の場合は、18000円+税金。
これは、ベンション、Bクラスと同額ぐらいか。しかし、夏休み特別利用金でペンションはもう少し高いかも知れないが・・・飯はつく。
犬というのはみんな仲良く暮らせるというのは幻想であって、群で暮らす生き物ほど、縦社会が安定を生むことを知っている。きれいに縦社会が出来るまでの抗争は、平和を作る準備みたいなものなのだけれど、今は犬は人と群を作るので、犬同士はみんながみんなフレンドリーとはいかないというのを知っているらしき、ドッグランの大小様々、あちこち点在は、我が家の黒い方たち、とくに社会の小さなハンナさんにはとっても良くって、充分なボール投げが出来た上に、だんだんと度胸も着いて、フレンドリーとはいかないまでも、噛みつき喧嘩はなく、吼え合い威嚇もなく、知らんふりですれ違いが出来るほどでありました。
で、ダラダラ書いちゃったけれど、部屋は広くて良かったし、私たちにとつては初めてくつろげる宿泊施設に巡りあえたと喜んだの。ただし、犬用の温泉プールは、浅すぎて大型犬には泳げないのよ、あんよがついちやうから。そこが不満なんだけれど、しっかりアンケートに書いてきた。また、リフレッシュ旅行、来年もいけると良いなあ、黒い方たちが元気でいられれば、となんだかじわーんとなって帰ってきました。
いろいろ行ったところや、面白いものもあるんだけれど、それは続きでゆるゆる書きます。
2004 8/22 ラブアンドピース
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